■田中 康平 選手
　裏に抜ける動きをしろと言われていて、自分としては裏に抜けてシュートをどんどん打っていこうと思っていたんですけど、入りませんでした。こういう天候なので、どんどんシュートを打って、味方が打ったボールのこぼれ球を意識していこうとは考えていました。先制された後は取り返してやろうという気持ちが強かったです。もっともっと攻めて、１点でも２点でも３点でも取り返してやろうと思っていました。
　そこまで京都を崩せなかったということはなかったと思うし、崩して最後のフィニッシュで外してしまったのが一番……もっともっとシュートを打ってゴールを決めたかったです。シュートの精度が課題です。みんな結構いいパスをくれてたし、自分がシュートを外したというのが一番大きいかなと思います。決められるチャンスは何回もあったので。シュートは枠には行っていたので、もっと落ち着いていればよかったと思います。周りのディフェンスが見えたりして、冷静には打ててなかったと思います。
　（初先発で得たものは？）手応えは、まあ…そこまでは、まだまだです。ミスを恐れるなと言われていたので、そういった面 でも大胆にいこうかなと思っていました。得点力不足と言われるのはフォワードとして一番嫌な言葉だし、それをなくすように、もっともっとフォワードだけでなくみんなが点を取れるように頑張りたいと思います。もう負けられないので、一つ一つ大事に戦って、勝つしかないと思います。今日の負けは痛いですけど、そんなこと言ってる暇はないです。残り試合、全部勝つだけです。

■桜井 繁 選手
　自分たちのミスから失点してしまったので、自滅したような感じです。結果 は３−０ですけど、何本か惜しいのもあったし、そういうときに決めていれば流れも変わったと思います。でもやはり自分たちの力不足です。今日は負けましたけど、またすぐに福岡戦があるし、まだまだ昇格の可能性はあるし、これからどうにでもなるので、もう１回気持ちを切り替えてしっかりやりたいと思います。今日はかなり悔しいので、この悔しさを次の福岡戦にぶつけて勝ちたいと思います。
　（京都の外国人フォワードの個人技に翻弄されたという感じだった？）結果 的にそういう感じですね。まあ、相手がうまかったということで…。今日は僕らディフェンス陣のいいところが出せなかったという感じです。そういう、個人技に対して僕らディフェンスラインは、いつもだったら組織でいけたんですけど、今日はその歯車が合わずに一歩ずつ遅れてしまって不利な形を作ってしまいました。もう１回、気持ちを引き締めて、その辺の組織的なところをやって、お互いに声を掛け合えば多分、こういうふうに崩れることはもうないと思います。パウリーニョが後ろから追いかけてきて、中盤で取られた場面 などは、声をどんどん出していけば、取られないでカウンターも食らわないで済んだと思います。もっとみんなで、声が出せると思います。
　２失点目は、蹴った瞬間、パウリーニョがどフリーで走って来たのが見えたんですけど、自分も狙って行ける距離だと思ったし、下も濡れているし、バウンドした瞬間にもうちょっと伸びて胸の辺りで先に触れると僕は判断したんですけど、予想以上にパウリーニョが速かったのと、バウンドしたときに伸びて来なかったのと、その辺かなと思います。あとはディフェンスが付いて来れなかったというのもあるし、中盤の取られ方も悪かったと思います。誰一人の責任じゃなくて、いろんな要素がちょっとずつ重なって失点してしまったと思います。でも僕は１対１は得意なので、待てば防げたかもしれないな、というのもありますけど、積極的に行ってやられた結果 なので、やることはやったつもりです。これが実力だと思って、もっと精進してうまくなりたいです。
　３失点目のフリーキックはブラインドで見えなくなってしまいました。近いし、あのスピードだと結構厳しいものがあったんですけど、もうちょっと壁の作り方を工夫すれば防げたシーンだったとも点を入れられてから思いましたが、あとでそう思っても意味ないです。それが実力なんだな、と思います。

■小森田 友明 選手
　（交代時の指示などは？）声を出していこうという感じです。個人的にはこぼれ球を拾わないとサッカーにならないので、なるべくそっちに意識を集中しました。チャンスはあったと思うし、シュートを打っていかないと…と思います。
　（山形の守備については？）声で防げる点が多々あったので、そういうのがあればもっとよかったかなと思います。 　周りの選手の特徴ももうほぼつかんでいるつもりですし、流れを変えるために入って、ちょっと変わった時間帯もあったので、いい感じでこぼれ球も拾えていたし、そこで点が入っていれば全然変わっていたと思うんですが、ミスが何回かありました。

■高橋 健二 選手
　結果どおり、不甲斐ないです。総合的に、自分たちに力がなかったということだと思います。次の福岡戦、離されないためにも勝って山形に帰ってきたいです。
　前半に先制点を取られたらちょっとキツいかなと思っていましたが、そういうふうになってしまって、悔やまれます。でも後半、なんとか追いつこうと思って前がかりになって、自分のミスで速攻を食らってしまったので、責任を感じています。相手の２トップが強力なので、それに注意することと、全員が守備の意識を持つということを頭においてやったんですけど…。怖がらずにどんどんフォワードに当てていったほうがうちのリズムにはなるので、横パスよりもまず最初にフォワードを見るとか、もうちょっと前への意識を高めていきたいと思います。
　自分にも言えることなんですけど、ラストパスの精度とか、いいとこまで行くんですけど、力がないですね。 　昇格の可能性がある限り、100パーセントの力で昇格をめざすべきなので、切り替えていきたいです。そんなに急激に得点力がアップするということはあり得ないので、いいコンディションで試合に臨むことと、切り替えることが第一だと思います。負けたのは痛いですけど、戻ってくるわけではないので、次に向けてやりたいです。残り試合、チームが一丸となって戦っていかなければならないと思うので、この負けで暗くならずに、まだまだあきらめないでやりたいです。最後に昇格をして、みんなで喜び合えればいいと思います。

■臼井 幸平 選手
　３−０という試合になってしまいました。完敗でしたね。初めに１点取られて、後半の初めまで、うちも点が取れなかったので、どうしても攻めなきゃいけない状況が出てきちゃったので、３点取られたのはよくないですけど、勝負に出た結果 だと思います。
　次も大事な試合なので、まだまだ終わっていないので、残り10試合を全部勝つように、勝って勢いに乗りたいと思います。

■小原 章吾 選手
　１点目はミスからですね。２点目は時間が結構経っていて、うちは勝ちしかなかったのでみんな前掛かりに行って、それでカウンターという形です。３点目も同じような形で。しょうがないって言っちゃダメなんだろうけど、点も取らなきゃいけないし、１点取られた時点で２点とらなきゃいけなかったので。先制点を取られたことと、時間帯が早かったところが、うちのプランどおりいかなかったところだと思います。
　（失点しないための、試合前のゲームプランは？）立ち上がりをもっとシンプルに、相手のラインを下げさせるためにもっと裏に放り込んでいこうということだったんですけど、そこで失点して、そこで相手が引いてカウンターっていう戦術に切り替わったので、なかなか崩すのは難しくなっちゃいました。
　アレモンはそんなに守備してなかったですけども、パウリーニョはうちのボランチに入ったときに後ろからどんどんボールにプレッシャーを掛けてて、あそこで何本か取られたので、そこは結構効いてるなと思いました。
　まだ10試合ありますし、サッカーは何が起こるかわからないですから。自分たちのやることを１試合１試合、うちも勝っていくしかないんですけど、ほんと自分たちのサッカーをもう一度やりたいです。まだ諦めてるわけでもないし、２位 も狙ってますし、福岡を倒せばまた差を縮められるので、切り替えて次に。厳しいですけど、あきらめたら終わりなので、次も勝ちにこだわっていきたいと思います。

■大塚 真司 選手
　アグレッシブに戦おうというところで、そのとおりいってたんですけども、先に失点してしまったということで、苦しい展開になってしまったと思います。
　うまく相手に守られてしまったのかなと思います。
　残念な失点でしたけども、その後もチャンスがあったので、そこで決められればよかったです。
　（福岡と差が開いたが？）目の前の試合を全員で戦っていくしかないです。すぐまた水曜日に試合が控えていますけども、気持ちを切り替えてすぐまた戦えるということは自分たちにとっていいことだと思うので、自分たちのやってきたことを無駄 にしないように、しっかりと戦いたいです。
　（京都は強いという印象があったが？）こっちが必死で戦ってて、向こうにうまくいなされてしまったのかなという感じもありましたね。向こうは勝ち点がある分、余裕の戦いができていたのかなと思います。

■内山 俊彦 選手
　前半０−０でいって、というのをやりたかったんですけど、前半最初に点を取られて、難しくなっちゃいました。前半０−０か、よければこっちが点を取ってというふうに行きたかったです。そのうえでボール回しをいつもどおり積極的にやりたかったですけど、後手後手になってしまいました。
　前半の決定機、２本ぐらいを決めていればまだわからない試合になってたと思うんですけど、あっちの決定機に、いい時間帯にどんどんいれられていったからこういうゲームになったと思いますけど、やっていて、そこまで力の差は感じませんでした。
　目標はみんな思っているように昇格だし、可能性がある限り、１試合１試合めざしていきたいと思います。

■阿部 祐大朗 選手
　何回かチャンスがあって、流れが何回かあったので、そこで点を取れれば代わってたと思うんです。後半の最初のほうとか、途中までずっとよかったので、流れはこっちだったと思いますけど、そこで点を取れればよかったです。

■原 竜太 選手
　（交代時は）１点負けてたので頑張りたかったですけど、残念です。 ゴール前でプレーしてシュートを打っていくようにとの指示でした。 シュートを打って終われればよかったですけど、残念です。 （福岡と勝ち点差が開いたことについては？）それはしょうがないことなので、次切り替えて、相手は特に気にしないで、こちらが切り替えてやりたいです。