2005.12.3 J LEAGE DIVISION 2 第44節
モンテディオ山形 1-0 サガン鳥栖
前半0-0 後半1-0
入場者数:3,145人
得点者:
72' 佐々木 勇人(山形)


■佐々木 勇人 選手
 
パスがあまり回る状態ではなくて、危ないところは簡単に、という意図が明確だったので、みんな頑張ってやったと思います。コーナーキックは、とりあえずはボールを浮かそうと思って、届くようにということで蹴りました。雪がスパイクの裏に詰まって滑りやすかったです。
 (ゴールシーンは)ボールをもらったときにシュートまで行けるんじゃないかなと思いました。
  (雪とか芝が剥がれたりすると強いみたいですね)そうですね、やっぱり東北の人間なんで(笑)。

■林 晃平 選手
 (シュートチャンスがかなりあったが?)完全に僕のミスです、全部。条件は悪くても、ボールが来てるので。ミスはミスです。(連続ゴールが4試合で止まってしまったが?)別 に、勝ったんでいいです。勝てれば全然問題ないです。
 今日は戦術的にどうこうではなくて、蹴って、走って、ボールをキープしてっていうサッカーだったので、とりあえずボールが来たところに走っていこう、前でプレーしようという意識でした。
 (1年どんなシーズンでしたか?)昇格できなかったのが残念だというのがいちばんです。個人的には、チャンスをもらって最後のほうになってスタメンで使ってもらったりして、最後は得点ができてたんですけど、途中でメンバーに入れなかったり、精神的な弱さが出たなというところもありました。1年通 して得点が多くできたことはよかったと思います。来年こそ、J1に行けるように頑張りたいです。

■高橋 健二 選手
 
今日は集中してやれました。こういう天気だから(内容的には)しょうがないと思うけど、でも勝ったから。こぼれ球にもよく反応したし。
 今シーズンはホームで勝てなかった、連勝できなかったのが悔しいですね。自分たちの力不足だと思います。いい位 置につけながらも、勝つべきところで引き分けたり、引き分けでいいところで負けたり、なかなか勝ち点を伸ばせなかったのが原因だと思います。
 来シーズンはJ1昇格するというのを大きな目標として持っていたいと思います。個々の選手のレベルアップも当然必要なことだし、フロントを含め、その全体が上をめざして戦っていくべきだと思います。
 2年続けて、昇格争いというか入れ替え戦にも行ってないので、来年は少なくとも3位 以内には必ず入れるようにしたいです。
 本当に今年1年、たくさんの応援ありがとうございました。自分たちの力不足でJ1には昇格できませんでしたけども、みなさんの応援が力になったことは間違いないので、来年も変わらぬ 応援お願いします。本当にありがとうございました。

■小森田 友明 選手
 左サイドにそのまま入って、(交代前に)なんか言われてたんですけどね……よく聞いてなかったです(笑)。(緊張してた?)いや、そうでないですけど。 交代してすぐ点が入ったので、勝ちきるためのサッカーに切り替わりました。横浜FC戦がありますからね、2−0で勝っていて2−2に追いつかれた。とにかく、勝つことを考えて途中サイドに持っていって。点を取られなくてよかったです。雪の中でプレーしたことはないですね。でも、やることは決まってるので、はい。

■外池 大亮 選手
 今日はメンバーに入っている予定じゃなかったのに、テル(小林)が腰が痛いって言うので急遽、朝電話が掛かってきました。
自分どうこうより、チームが勝てて、何事もなく、滞りなく試合が終わったということでよかったです。最後のセレモニーでは、子どもも一緒にあいさつさせてもらいました。
 サポーターの人たちには本当に応援してもらって、泣けるかなと思ったんですけど、家出る前にいっぱい泣いてきたので(笑)。息子のお遊戯会が9時半からあって、(メンバー外の)練習だったら見れなかったんですけど、試合に行けるようになったからたまたま見ることができて。11時集合までの30分くらい、自分一人の時間があったので、ぼーっとしたら泣けて来ちゃったんです。なので、最後は笑顔でやりました。
 (今後が気になりますが…)気になりますか!?(笑) どこに行くのか全然わかんないし、必要としてくれるところがあればまたサッカーをやりたいし。ただ、変わりゆく世界ですから、サッカー界は。その中で、自分がどう評価してもらえるかというのは、これから限られた時間の中でだったり、いろんなタイミングだったり、巡り合わせみたいなものもあると思います。それが何かの形でまたできればすごくいいと思うし、今度は嫌な相手として、ブーイングされるように(笑)。いや、契約を切られた立場なので、対戦するときは「お手柔らかに」ってことにはならないです。どんな形であれ、たとえ指導者として対戦することになっても「絶対、山形には負けんなよ!」ってなるかもしれないです。
 でも、いい時間を過ごさせてもらいました。今日みたいに、雪ですからね。山形じゃなきゃなかなかないですから。そういう中で試合ができて、山形を存分に、短い間でしたけども味わわせてもらったなと。そういうのがサッカー人としての喜びだなと思えるようになってきました。
 (13日の予定は?)今のところ行く予定ですけど、今日まで自分の中でも切らさずにやろうと思ってたので、また自分の心と気持ちをしっかり整理つけて、いい準備で臨まなくっちゃ意味ないと思います。体もしっかり準備できるような、そういう部分がちゃんとできれば、チャレンジしていこうと思います。
 まあ、楽しかったです。自分的にはいろいろ苦しかったですけど、そういう中で自分がどう生きていくかとか、その時間を過ごしていくかというのは、自分が置かれている中で何をやっていくかということしかないと思うし、それはみんなそれぞれ違うから。その中でどうやって自分を変えていくかとか、自分を表現していくかというのは、山形に来て一番、難しかったけど、最後すごい応援してもらったし。そういうのはほんと、とにかくうれしかったですね。





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