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2004.4.29 J.LEAGUE DIVISION 2 第8節
モンテディオ山形 vs ヴァンフォーレ甲府
ヴァンフォーレ甲府・松永英機監督
「非常にスリリングで試合としては非常に面白かったんじゃないかなと思いますね。前半の決定機、それから後半の決定機に点が取れなかった事が最後の1点に、敗因としてつながったのかなと思います。ただ、我々の考え方や姿勢というものが、好守にわたりいい部分が出ていたゲーム内容だったと思います。山形さんも非常に組織的に、それからアグレッシブに来ている中で全体としては両チームともいいゲームが出来たんじゃないかなと思います。 敗戦の中にも非常に多くの収穫があって、4月シリーズはこれで終わるんですけれども、5月シリーズはさらに過密スケジュールの中で、コンディション的な部分も勝敗を決める非常に大きな要素になってくると思いますので、負けは負けとして次の試合に向けてまた準備をしていきたいなと思います。以上です」 ――敗戦の中にも大きな収穫があったとの事ですが、その具体的な中身はどういったものでしょうか? 「守備の面ではチームとして非常に組織的に規律を持ってプレーしていたと思います。それから攻撃面 では非常に多くのチャンスを作っていた。 負けた中にもそういった部分での達成感というものがあったと思うんですよね。最後の3秒だけを取れば、それは負けという結果 になるんですけれども、それまでは我々のペースで試合が出来たんじゃないかなと。そういう意味では収穫だなと思っています」 |
モンテディオ山形・鈴木淳監督
「ゲーム前から予想していたんですけれども、非常に厳しいゲームになるぞという事で、これは選手にも伝えていて、その通 りになったと思います。 甲府さんのサッカーは非常にアグレッシブで、前からプレッシャーをかけて、中盤でもよくボールを回すというサッカーにたじたじで、ほとんど何も出来なかったというのが今日のゲームではないかなと思います。 コンディション的にも体のキレがなくて、全体的に重い中でのゲームだったので、この暑さもあってセカンドボールをほとんど拾えずに中盤を支配されてしまって、それが内容的によくなかったひとつの要因かなと思います。ただ、終盤になって攻撃が単純ではあるんですけれども前に行こうという意識が最後まで選手の中にあったのが最後の1点につながったのかなと思います。 ゲームとしては勝てて良かったんですけれども、ちょっと内容については非常に不満足ではあります。勝てたのが一番良かったかなと思います。以上です」 ――今日は根本選手にはピッチに入る時にどんな指示を出していたのでしょうか? 「星のポジションにそのまま入って、そのポジションから前のスペースに出ていくようにという指示をしました。もちろんゴール前での高さがあるので、単純に『クロスを上げさせるのでそれに飛び込んで行ってくれ』という話をしました」 ――内容は不満足という事ですが、不満な点というのはどんな点でしょうか? 「先程申し上げたように、中盤を支配されて、こちらが主導権を取った形で中盤でボールをほとんど動かせなかった。逆に向こうに自由に回されたかなというところですね」 ――ハーフタイムコメントで「ディフェンスラインからロングボールを積極的に使っていくように」という指示を出されていますが、中盤でボールを奪えないので中盤を通 り越して前にボールを動かしていこうという考えでしょうか? 「いや、そうではなくて、前半の戦い方が甲府さんの方が割とポジションに一度下がってそこから守備をするやり方で、アウトサイドの選手が空いていたので、そこに長いボールを逆サイドまで振っていくという事で指示を出したつもりで、中盤を省略して長いボールを入れようという事で言ったのではありません」 ――4連勝という結果について率直な気持ちとしてはどう感じていらっしゃいますか? 「結果については満足しています。これは4連勝する時もありますし、勝負事ですので、ずっと勝って行けるというわけではないので。重要なのはいいゲームをやっていくというのがすごく大切になってくると思うんです。いいゲームをやって、次の試合でまたさらにいいゲームをやっていけば、結果というのはついてくると思うので。そういう内容のゲームが今日はちょっと出来なかったので、コンディション的な部分も多々あったとは思うんですけれども、結果については満足していますけれども、内容についてはちょっといまいちだったなというところです」 ――次の試合に向けた修正点を挙げていただくとどういったところでしょうか? 「中二日しかないので、コンディションを整えるという事がひとつ目になると思います。それからふたつ目については、今日のゲームに関しては全体的なポジションのバランスが良くなかったので、その辺は修正していかなければならないと思っています。以上の2点です」 ――監督自身も不満な内容という中で、後半の終わりの10分ぐらいは非常に攻勢に出ていたように見られたのですが、それは分析されるとどういった事で攻勢になれたのでしょうか? 「ひとつは攻撃的な選手、前に飛び出せる選手を入れたという事と、それが選手の頭の中に単純でもいいから前にボールを送ろうという事で全体が前にかかったのではないかなと思います」 ――今日は星選手がトップ下で起用されましたが、なかなか相手のディフェンスの裏に飛び出す事が出来なかったと思うんですけれども、これからの戦いの中で4-4-2と3-5-2というのはどういった使い方になってくるのか、またどういった選手を考えているのでしょう? 「まず星についてですけれども、星には前に飛び出せという指示は全く出していませんので、その点については全然問題ないと思うんですけれども(笑)。 4-4-2と3-5-2については、システムがサッカーをするわけではなく選手がやるので。今日もどちらかと言うとレオナルドが左になって4-4-2に近い形で星が右サイドに張ったりしていましたので、その選手の起用とか、あるいは対戦相手によってシステムが決まっていくという事で、システムに選手を埋めていくわけではないので、選手起用についてはその時の相手の状態、それから我々の状態で決めていきたいと思っています」 ――今日は悪い内容とおっしゃいましたけれども、最後の3秒は敢えて言うならば何が良かったのでしょうか? 「ラッキーだったという事ですよね(笑)」 ――根本選手を敢えて後半の30分過ぎに入れましたけれども、それはどういった意図で? 「意図はないです」 ――敢えて相手の運動量が落ちてくる時に運動量のある根本選手を入れたというような狙いは? 「根本を入れる事によって前掛かりにはなるんですけれども、中盤が空くというリスクがあるわけですよね。だから、そこはそのゲームの中で考えていかないといけない場面で。だから後半の30分過ぎに前から入れようと考えていたわけでもなくて、ここは点を取りに行った方がいいんじゃないかという私の判断で、そのタイミングで入れたという事です」 |
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