2004.6.26 J.LEAGUE DIVISION 2 第20節
モンテディオ山形 vs 湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレ・山田松市監督

「ゲームとしては選手が非常にまとまって組織的に守備ができて、いい立ち上がりができたと思います。先制点を奪うことによって、選手たちに少し自信がわいてきて。ちょっと途中からフォワードの動きが止まって、フォワードでタメができなくなったことによって前半の失点があって痛かったですね。
 後半も守備から攻撃のところでミスが生じて、あの失点はやはりミスからですから。あの2本はちょっと痛かったですね。
 ゲームとしては、徐々に徐々にチームとしては、ゆっくりですけれども粘りよくできています。もう一度やり直したいと思います」

――いつもはディフェンスで使っている村山選手ですが、今日は中盤で使っていましたがどういった意図で?
「4バックにして3試合目ですけども、中盤でのディフェンスが少し弱いというので少し入り込まれて、そういう意図はありますね。そういう部分では前半は効果 的に彼らのところでボールを奪っていたのでよかったと思いますけれども、相手もやはりそれをしっかりはずして外側から外側から攻めてきまして、サイドの選手もサイドの選手ではないので、ちょっと苦しいものが終始ありました」






モンテディオ山形・鈴木淳監督


「非常に苦しい試合でしたけれども、選手がよく頑張って、この連戦で体が動かなかった中で、非常に高いモチベーションでなんとか勝ち点3をものにすることができました。結果 については非常に満足しています。
 内容についてはまだまだ、特に前半の戦い方なんかはちょっと考えていかなければならないかなという気がしています。前半の終了間際に永井が得点してくましたが、あれが非常に大きく後半に繋がることができて、後半はボールをよく回して左右から崩していこうということで狙った中で、非常にラッキーな形ではありましけれども、我々がやろうとする形がよく出ての、あの得点ではなかったかなと思います。
 全体的に怪我人、それから疲労で今日の試合は特にあまりいい状態ではなかったんですけれども、次に向けてさらにリフレッシュしてコンディションを上げて戦っていきたいと思います」

――今日決勝ゴールを決めました秋葉選手ですが、前回の仙台戦で左サイドでの出場になりましたが、どういう評価を今日はされますか?
「前回の仙台戦も立ち上がりこそよくなかったんですけれども、徐々に自分の持ち味を出して、パスで攻め上がる、そしてシュートを積極的に狙っていく、ラストパスをを狙っていくというプレーが仙台戦の途中から、今日のゲームも引き続きよくできたのではないかなと思います。
 彼は技術的に高いものを持っていますので、それを活かせるようなコンディション、あるいはそいういうプレーをしていけばこれからも非常に期待のできる選手だと思います」

――先程、監督の話にもあったのですが、前半の戦い方を考えなければいけないということで、ボールは回せるんだけれどもなかなか前に出せないというのが続いたと感じたのですが、もう少し詳しく説明いただけますか?
「自分はそうは思わなくて、ボールをもっと回さなければならないと。あれだけ引かれたらなかなか攻め手はないんですけれども、あせってこちらから無理に仕掛けていったりするより、もっと回した中で糸口をつかんでいけばいいんですけど、やっぱり無理にこじあけようとする、それからビルドアップの時にいいポジションをとらない、安易にしようとするプレーが結局失点に繋がっているわけですわけですね。だから、もう一度しっかりポジショニングを取ったりとか、ボールのない時にいい準備をしたりというところをやっていかないと、ボールを回しているんだけれどもいい形で攻めれないということになるので、そういう準備をして、いい形でもっともっとボールを回していきたいと思っています」

――急遽入った林選手に何か特別な指示は?
「林はあのポジションは何度もやっていますので、役割は十分理解していると思いますし、彼の持ち味であるスピードを活かして前にどんどん仕掛けていくということで。特別 指示はしなかったですけれども、ポジションをしっかりキープすることと、やっぱりシュートを狙っていけという指示はしました」

――林選手が入ってからリズムができてきたなという印象はありますか?
「彼だけの要因ではないと思うんですけれども、ただ、林は今日もですが、いつも途中で入ることが多いんですけれども、非常にいい役割をこなしてくれているなと思います。あとは欠けているのはゴールだけじゃないかなと思います」


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