【写真】バックスタンドの作業風景
【写真】バックスタンドは通路の除雪をしたところで終了
【写真】メインスタンドはシートの雪もほぼ取り除かれ、グラウンドに降ろされた
【写真】スタジアム正面入り口
【写
真】「ハーフタイム」。 午後の後半戦を控え、参加者たちはそれぞれの時間を過ごす
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スコップを手に雪と格闘!!
〜ホームゲーム開幕に向けて雪かき大作戦〜
19日のホーム開幕戦を迎えるにあたり、会場となるべにばなスポーツパークでは、冬期間に降り積もったスタンド席の雪を払い除く作業、題して「雪かき大作戦(第1弾)」が6日(日)に行なわれた。
午前・午後各2時間ずつの除雪作業には、合わせて約150人のサポーターやスタッフが参加。開幕戦に向け、真心こもった力仕事に汗を流した。
この日、低温注意報が発表されていた村山地方では、最低気温−8℃を記録。冷え込みの厳しい朝となった。しかし、前日の開幕戦でチームが幸先の良いスタートを切ったことで、晴天の下、スコップを握るサポーターの手も軽やかだった。
午前はメインスタンド側の通路とベンチ、午後はバックスタンド側の通路を中心に除雪。まずは、階段部分を縦に除雪。次に、ベンチ足元に、切り目を横に入れていく。最後は、一番下の通
路に下ろされた雪を県土木部の小型除雪機がグラウンドに吹き飛ばすという、上下左右から手分けしての作業となった。
かいた雪で別の場所にできた雪山をまた除く。コツコツ地道な作業に汗が流れ出し、中には半袖姿の若者や、頭や首にタオルを巻いて汗を拭く姿も見受けられた。また、冬の間に何度となく降った雪は、異なった硬さの層を幾重にも作り、約60センチほどに積もっている。下層部の思わぬ
軟らかさに手や足を取られバランスを崩す場面も、あちこちで見られた。
しかし、「間近に迫ったホーム戦を無事に迎えたい」という共通の願いが原動力となり、作業はスムーズに進んでいった。休憩も挟みながら、アウェイ席も丁寧に除雪。「快く応援してもらえるように」という気持ちは、スタジアムで試合を観戦するであろうアウェイサポーターを含むすべての人のためでもある。
終了時刻の午後3時半、メインスタンド側にはオレンジ色のシートがずらりと姿を現し、バックスタンド側には、通
路を型取った格子柄が白い雪に切り込まれた。「雪どけの様子を見ながらですが、2回目も予定しています。みなさんの協力をお願いします」と金村GMは広く協力を呼びかけ、雪かき大作戦(第1弾)は終了した。
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