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「本気の戦い― 優勝するぞ〜!―」

 フットサル大会Rush杯第2回大会が、10月30日(日)フットサルコートジェラーレで開催された。
 寒く冷え込んだ朝に試合は始まった。ひんやりとしたコートにボールの音が静かにこだまする。でも、静かなのは寒さのためだけではなさそう。どのチームも“勝ち”に来ているのだ。静けさの中に秘めた闘志が見え隠れする。真剣に自分たちの力を試しに来てくれたチーム(全10チーム)を本誌に先駆けて紹介。詳しい内容は、【Rush】No.42(12月1日発売)に掲載予定。

Rush杯
主催:(有)フットサルコートジェラーレ
協賛:モンテディオ山形ファンマガジンRush
参加賞品提供:大塚製薬(株)ニュートラシューティカルズ事業部仙台支店山形出張所


→第1回Rush杯の参加チームはこちら

 

参加チームを紹介します

Afro
【Afro】
キャプテン・海谷亮太さん

今回は揃いのユニフォームで出場してくれたAfro。その鮮やかな緑色のユニフォーム、話によるとイメージと仕上がりにかなりの差が生じてしまったということだった。だが、カラフルな色あいは、勢いがあって個性的なメンバーが集まるAfroにはぴったりかもしれない。前回は延長戦の末惜しくも準優勝。決勝トーナメント進出はもちろん、優勝を狙って戦ったのは言うまでも無い。そして、今回も会場を大いに沸かせてくれた1チームだった。特にPKは今大会の一番の見所となった。
 
FCエイト
【FCエイト】
キャプテン・高橋慎平さん

山形工業高校の“プリンス”高橋慎平くん率いる「FCエイト」は、第1回Rush杯の優勝チーム(ちなみに、前回のキャプテンはチームを優勝に導いた功績を讃えられ会長に昇格したそう)。2連覇を狙いメンタル面を強化しての出場となったが、リーグ戦1試合目はまさかの黒星。「前回よりもみんな強い」と少し真顔になりながらも、「オレたち、尻上がりだから(笑)」と高校生らしい明るい笑顔を見せていた。

FSB
【FSB】
キャプテン・近野将仁さん

鶴岡市から参加してくれたNEC山形のみなさん。そもそもは「BSB(ベースボール・スーパー・バブルス)」という野球チームとして結成されたが、「雪で野球ができない冬期間も運動したい」とフットサルを始めた。「気軽に少人数でもできるし、経験がなくてもそこそこできる」と、最近は野球よりフットサルに力を入れている。「“素人集団”ですが、胸を借りるつもりでがんばります」と言いながらも、オーバーヘッドに挑戦するなど、果敢なプレーを見せてくれた。
 
我魔羅
【我魔羅】
キャプテン・川口大輔さん

2004年アテネ五輪で、パラグアイを初の五輪メダル獲得に導いたキャプテン、ガマラの名前をチーム名とする「我魔羅」。「練習は無し! 試合のみのチームです!」と明るく言い切る7人。だが、全員がサッカー部出身とあり、余裕も自信もたっぷり。もちろん、その鮮やかなプレーもお見事! 「職業はバラバラ。学生も1人います。見た目の年齢幅は広いけど、ほとんどみんな同じ年です。攻め好きのサディスト集団。やるからには優勝を狙います」と、しっかりと優勝宣言もしていた。

KUDO
【KUDO】
キャプテン・工藤大輔さん

前回は「工藤キャプテンが消防団活動のために欠席」と、工藤さん抜きの「KUDO」だったが、今回は消防団を休んで出場してくれた。前回の試合で「しっかり練習しないと勝てないとわかった」というチーム「KUDO」。「大会に出るようになってからというもの、目標を持ち真剣に練習するようになった」と話していた。ただ、今回の気がかりはもう1人の工藤さんが欠席していること。「ダブル工藤が揃えば最強なんだけど」と悔しそう。チャンスがあれば、今度こそ“ダブルKUDO”のプレーを見せ付けて欲しい。
 
COLEGA
【COLEGA】
キャプテン・坂野元一さん

上山北中出身のメンバーを軸に結成されたチーム。当日、会場に一番ノリで到着した「COLEGA」だったが、朝の厳しい冷え込みと体に残る夕べのアルコールのために「身体が動かないです」と少しつらそうな坂野キャプテン。「メンバーのみんなが僕と同じ状態だと思うけど、それでもやるんですから、よっぽど好きなんでしょうね、たぶん。きっと年とってからも続けていくんでしょうね、このメンバーで…」と、はにかんだ笑顔が印象的だった。

SC伊勢
【SC伊勢】
キャプテン・伊勢諒平さん

山辺中学校出身の同級生チーム。チーム一番のウリは「キャプテンを筆頭にイケメンぞろい!とチームワークの良さ」そう声を合わせるSC伊勢のメンバー。試合中のメンバーやベンチからの声がけも最高! 2回目のRush杯出場ということで、前回よりも成長した点は「負けても落ち込まなくなったところ」だそう。週に1回、しっかりと練習を積んで、精神的に成長して今大会に挑んだSC伊勢。特に決勝トーナメントに進んでから、その成長ぶりがはっきりと表れていた。
 
チタニア
【チタニア】
キャプテン・吉田亮史さん

上山を拠点としている「チタニア」は、なんと「幼稚園からいっしょの幼なじみ」というから驚き。気心が知れた同士、どんな局面にも最高のコミュニケーションで柔軟に対処する。チーム名の「チタニア」とは、キャプテンが秋田大工学部在籍中に研究していた光触媒(酸化チタン)のことで、「直接触れなくても、回りを成長させる力を持つ」というのが特徴。それはそのままチーム「チタニア」のポリシーなっている。(「ケミストリーのパクリ」という内部告発も!?)

Nasso
【Nasso】
キャプテン・佐藤勝彦さん

この日のキャプテンは太陽自動車学校で指導員を務める佐藤勝彦さん。教習所の生徒さんへの指導同様、優しく時に厳しい采配が、今大会のチームの成績を大きく左右する。「Nasso」は前回に引き続き2度目の出場。「加盟したスポーツ保険を使わないことが目標かな(笑)」と冗談も聞かれたが、「前回とはひとまわり(強さが)違う感じ」と真剣な表情がチラリ垣間見られた。生徒の運転で気分が悪くなった苦い経験を持つ佐藤キャプテンだが、今大会はチームをがっちりとまとめていた。
 
YM united
【YM united】
キャプテン・菊地瑛治

在京中、「TM united」というフットサルチームでプレーしていたキャプテンが、今年4月に山形で「YM united」を立ち上げた。YMのYはもちろんYAMAGATAの頭文字(MはMail友のMらしい)。「モンテディオを愛する気持ちは他のチームには負けません」と、モンテのレプユニで参加のふたりは、モンテディオ山形に魅了されてフットサルの世界に飛び込んだそう。「野球部出身」と話していたが、胸についた『はえぬき』の文字が強い味方になっていたようだ。


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